エアコン工事について 標準設置、特殊設置

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解説 エアコン工事について

エアコン工事の標準設置(工事)と特殊設置(工事)

エアコン工事の標準設置(工事)と特殊設置(工事)

他業者様などでもよく目にする「標準工事」という言葉。なかなか馴染みがないと思います。当社でも「標準設置」という呼び名で説明しておりますが、果たしてどういう意味なのか?簡単ではありますが解説させていただければと思いこのページを作成しました。

標準設置=一般的なエアコンの付け方もしくは置き方と状況

と考えていただければ一番わかりやすいかと思います。
ごく一般的な取り付けられ方(置き方)と、そのように設置できる状況が整っていることを総じて「標準工事」(当社では標準設置)と呼んでいます。決して「標準的な工事方法(工程)」のことではありません。もっと簡単にすると「ごく普通の置き方」「エアコンを設置するのに必要な状況(状態)が整っている」などが相応しいかもしれません。
では、どんな「置き方」どんな「状況」が標準設置(標準工事)」なのでしょうか?

標準設置と呼ばれる状況

  1. 室外機が室内機と同一階のベランダの床や地面置きである(もしくはそのように設置する)
  2. 冷媒配管や電線、排水ホースなどを通す穴が壁に開いている(隠蔽配管ではない)
  3. エアコン専用の単独回路のコンセントがある
  4. 取り付け用の部材(冷媒配管等)の使用M数が4M以内である。また、今まで使用していた部材が流用できる。

上記のような状況、設置の仕方を満たす場合、標準設置と呼んでいます。
追加費用がかからず基本工事費のみで対応できる状況と思っていただいても差し支えないかもしれません。
※尚、これは当社における判断基準であり、他社様でも同じ解釈であるとは限りませんので予めご了承下さい。

標準設置でない室外機の置き方

どんな状況が「標準設置」になるかを記述してきましたが、では逆にどんな状況が「標準設置でない(特殊設置)」か、一番「でない」状況が多い室外機の置場所について図にしてみました。

エアコンクリーニング
A…ベランダ標準床置き
B…地面・床置き
C-1…2段置き/上段置き

C-2…2段置き/下段置き
D…ベランダ天井吊り
E…屋根置き
F…壁面取付
G-1…立おろし2階→1階
G-2…立おろし3階→1階
H…専用置場・専用籠
I…立ち上げ/屋上置き

青枠で囲まれた室外機の置き方が 「標準設置」、赤枠で囲まれた室外機の置き方が 「特殊設置」となり、赤枠の方法で室外機が設置されている、もしくは設置したいといった場合には 別途追加費用が必要となります。
追加費用の金額については各「取り外し」「取り付け」ページに記載してありますので、そちらでご確認下さい。
尚、高所での作業で落下等の危険が伴う作業につきましては高所作業費を頂戴することがございます。

簡単な説明となってしまいましたが、閲覧誠にありがとうございました。他ページよりお越しいただいたお客様は下のリンクから各ページに戻れますので是非ご利用下さい。

尚、各工事における標準設置のより細かい条件を下記にまとめましたので、詳しくお調べしたいお客様は是非ご覧ください。

エアコン取り外し工事における標準設置とは

エアコン取り外しにおける標準設置(標準工事)は下記の条件を満たすものとなります。

①室外機が室内機と同一階のベランダの床や地面に置いてある
②冷媒配管や連絡電線、排水ドレンホースなどの取り付け部材が壁の穴を通して室外まで出ている(隠蔽配管ではない)

◆取り外し後の処置◆

①取り外した後の冷媒配管用の壁穴はパテ(無料)にて穴埋めさせていただきます。お手持ちに元々使用されていたキャップがある場合にはご準備していただけますようお願いいたします。
②取り外し後の室内機と室外機はそのままの場所に置かせていただきます。
③梱包などはしておりませんのでご了承下さい。

中古エアコン取り付け工事における標準設置とは

中古エアコン取り付け工事における標準設置(標準工事)は下記の条件を満たすものとなります。

①室外機を室内機と同一階のベランダの床や地面に置く
②冷媒配管や連絡電線、排水ドレンホースなどの取り付け部材を室外まで出す穴が壁に開いている(隠蔽配管ではない)
③エアコン専用の単独回路コンセントがある
④お手持ちの取り付け用部材が再利用できる

◆仕上げ方法◆

①冷媒配管等は化粧テープ巻きでの仕上げとなります。(化粧カバーはオプションとなります。)
②壁穴の隙間はパテ(無料)での穴埋めとなります。

新品エアコン取り付け工事における標準設置とは

新品エアコン取り付け工事における標準設置(標準工事)は下記の条件を満たすものとなります。

①室外機を室内機と同一階のベランダの床や地面に置く
②冷媒配管や連絡電線、排水ドレンホースなどの取り付け部材を室外まで出す穴が壁に開いている(隠蔽配管ではない)
③エアコン専用の単独回路コンセントがある
④冷媒配管、連絡電線、排水ドレンホース等の取り付け用部材の使用M数が4M以内である
⑤取り付け用部材に関しては当社にて準備したものを使用する

◆仕上げ方法◆

①冷媒配管等は化粧テープ巻きでの仕上げとなります。(化粧カバーはオプションとなります。)
②壁穴の隙間はパテ(無料)での穴埋めとなります。

中古エアコン付け替え工事における標準設置とは

エアコン付け替え工事における標準設置(標準工事)は下記の条件を満たすものとなります。

①室外機を室内機と同一階のベランダの床や地面に置く(現在も置かれている)
②冷媒配管などの部材を室外まで出す穴が取り外し、取り付け場所共に壁に開いている(隠蔽配管ではない)
③エアコン専用の単独回路コンセントがある
④お手持ちの取り付け用部材が再利用できる

◆取り外し後の処置◆

①取り外した後の冷媒配管用の壁穴はパテ(無料)にて穴埋めさせていただきます。お手持ちに元々使用されていたキャップがある場合にはご準備していただけますようお願いいたします。
②取り外し後の室内機と室外機はそのままの場所に置かせていただきます。
③梱包などはしておりませんのでご了承下さい。
④ご転居先までのエアコン運搬は有料となります。(地域・距離の制限あり)

◆仕上げ方法◆

①冷媒配管等は化粧テープ巻きでの仕上げとなります。(化粧カバーはオプションとなります。)
②壁穴の隙間はパテ(無料)での穴埋めとなります。

室外機の特殊設置とは

■標準設置ではない室外機の取り付け方「特殊設置」は下記の状態の設置状況を指します■

①室外機がベランダの天井に専用の金具を用いて取り付けされている(取り付けする)
★室外機天井吊

②室外機が専用の金具を用いて(あるいはそのまま)屋根の上に取り付けされている(取り付けをする)
室外機屋根置き

③室外機が専用の金具を用いて壁に取り付けられている(取り付けをする)
室外機壁面設置

④室外機が専用の金具を用いて二段置きの下段に置かれている(下段に組み込む)
※上段設置の場合は通常料金にて対応させて頂いております。
室外機二段置き

⑤室外機がサービスバルコニーなど、腰高窓や転落防止用柵の無いような専用の置き場に置かれている(置く)
室外機専用置場設置

⑥室外機が格子状の専用籠(かご)の中に置かれている(置く)
室外機専用籠設置

◆お気を付けください◆

取り付けにあたり、特殊設置用の専用金具がない場合は専用金具を準備する必要があり、別途費用が発生します。

※室外機天井吊の場合、天井面に吊り下げようのアンカーボルトがないと天吊り設置はできません。当社でのアンカー埋め込みは対応致しておりませんので予めご了承下さい。

※室外機の二段置きは専用の金具(二段置き金具)を用いた場合のみの対応となります。金具を使用せず室外機の上にそのまま室外機を乗せるような工事は致しておりませんので予めご了承下さい。

※屋根置き、壁面設置、専用置場設置、専用籠設置の場合、危険を伴う高所での作業になる可能性がございます。そのような場合には別途高所作業費を頂戴しておりますので予めご了承下さい。

隠蔽配管とは

取り付け用の冷媒配管、連絡電線が元々建物の天井や壁、床下などに埋め込まれている状態のことを指します。もしくは、天井や壁、柱、床下などに冷媒配管等を送る空間や塩化ビニル管(さや管)が準備されていて、その中を通して室外まで冷媒配管や連絡電線、排水ドレンホースを送り出す状態を指します。この場合は標準設置に含まれませんので別途費用(隠蔽工料)が必要となります。

お問い合わせ

ご不明点などございましたら、エアコン工事ガイドへご相談ください。

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